べっぷ地獄めぐり
大分県別府市には、温泉が噴出する場所が多くあります。
千年以上も昔より噴気・熱泥・熱湯などが噴出しており、近寄ることもできない忌み嫌われた土地であることから「地獄」と呼ばれ今日に至るそう。
その中でも、べっぷ地獄めぐりでは100 度近い温泉の源泉を見る施設が集まっています。
①海地獄
別府地獄の中でも最大の海地獄。
温泉中の成分である硫酸鉄が溶解しているためコバルトブルーの色をしています。
泉質:含食塩酸性泉(ラジウム硫酸鉄を有す)
泉温:約98度
アクセス:〒874-0000 大分県別府市鉄輪559−1
足湯:あり
売店:あり
カフェ・レストラン:あり
温泉施設:なし
名物:極楽饅頭、地獄蒸し焼きプリン、温泉たまご、入浴剤「えんまんの湯」
②血の池地獄
日本で一番古い天然の地獄。
酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥により池一面が赤く染まります。
泉質:酸性緑礬泉
泉温:約78度
アクセス:〒874-0016 大分県別府市野田778
足湯:あり
売店:あり
カフェ・レストラン:なし
温泉施設:なし
名物:血の池軟膏
③龍巻地獄
天然記念物に指定される間欠泉で有名な龍巻地獄。
約30mほどの高さを熱湯が噴き出しています。
泉質:含食塩酸性泉
泉温:約105度(噴気)
アクセス:〒874-0016 大分県別府市野田782
足湯:なし
売店:あり
カフェ・レストラン:なし
温泉施設:なし
名物:龍巻農園のみかん生搾りジュース、ジェラート
④白池地獄
白池地獄は青みがかった白色をしています。
お湯は透明ですが、温度と圧力の低下により青白く変化するそう。
泉質:含ホウ酸食塩泉 塩化ナトリウム、ケイ酸、重炭酸カルシウムを含む
泉温:約95度(噴出口)
アクセス:〒874-0045 大分県別府市鉄輪283−1
足湯:なし
売店:なし
カフェ・レストラン:なし
温泉施設:なし
その他施設:和風庭園、熱帯魚館
⑤鬼石坊主地獄
海地獄の隣にある、泥の灰色が特徴の地獄。
泥が沸騰する様子が坊主頭に似ている事からこのように呼ばれる様になったそうです。
泉質:ナトリウム、一塩化物泉
泉温:約99度
アクセス:〒874-0000 大分県別府市鉄輪559−1
足湯:あり
売店:あり
カフェ・レストラン:なし
温泉施設:あり「鬼石の湯」
名物:地獄蒸し焼きプリン、冠地どりまんじゅう
⑥鬼山地獄
別名「ワニ地獄」とも呼ばれ、
大正12年に日本で初めて温泉熱を利用したワニ飼育を始めたそう。
クロコダイル、アリゲーターなど、約80頭のワニを飼育している。
泉質:ナトリウム一塩化物泉
泉温:約99.1度
アクセス:〒874-0045 大分県別府市鉄輪625
足湯:なし
売店:なし
カフェ・レストラン:なし
温泉施設:なし
見どころ:ワニの餌付け(土日 10時〜)、マレーシア伝統家屋
⑦かまど地獄
氏神様の竈門八幡宮の大祭に、 地獄の噴気で御供飯を炊いていたことがその名の由来と言われています。
かまど地獄内には1丁目~6丁目までさまざまな種類の地獄池を見ることができます。
泉質:含芒硝弱食塩泉(ナトリウム-塩化物泉)
泉温:約98度
アクセス:〒874-0840 大分県別府市鉄輪621
足湯:あり
売店:あり
カフェ・レストラン:なし
温泉施設:なし
体験:飲む温泉(80度)、手・足の湯“蒸し湯”、のど・肌の湯、フォトスポット など
(参考:別府地獄組合)